内容説明
ある日、エレベーターに乗ったリセはふしぎな体験をする。どうやらリセの住むマンションの「変なうわさ」は本当らしい。ナゾときに乗りだしたリセたちが見たものは…。女の子たち三人の、ドキドキ・ワクワクがつまったハートフル・ファンタジー!第27回福島正実記念SF童話賞大賞作品。小学校中学年向。
著者等紹介
三野誠子[ミノセイコ]
1966年、千葉県松戸市に生まれる。北海道大学経済学部卒業。2010年、『エレベーターは秘密のとびら』で第27回福島正実記念SF童話賞大賞を受賞、デビュー作となる。東京都在住
たかおかゆみこ[タカオカユミコ]
1969年、岡山県に生まれる。梅花女子大学児童文学科卒業。中学校図書館司書として勤務後、フリーのイラストレーターに。現在主に書籍、教科書、雑誌のさし絵を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
44
エレベーターの扉のむこうは別世界、という有名な短編小説があるが、そのパターンをさらに掘り下げた児童文学。外が見えない箱に閉じ込められたら、誰だって一度は、どこに連れていかれるか、どこにつながっているか、ちょっぴり不安になるのでは? 3人の女の子がマンションの各階で見た、ふしぎでこわい世界。そこにどんな秘密がかくれているのか、そんなナゾを解いていく物語。おや、リセのおかあさんは何かを知っているのかな? 福島正美記念SF童話大賞の作品。福島さんのSF童話も、そういえば同じ出版社から同じサイズの本で出ていた。2023/10/17
mug
26
自宅マンションで 不思議な体験をするリセたちの、 ワクワクドキドキのファンタジー。 エレベーターと「ふしぎな場所」の謎が解けた時、 もう一度始めから読みたくなる♪ 親子でがっつり入り込みました♡2024/04/27
小夜風
22
【小学校】エレベーターって苦手です。そのせいかよくエレベーターの怖い夢を見ます。だからこのお話、怖かった~(笑)。オチはすぐ判ったけど、ドキドキ感が子どもにはたまらないでしょうね♪面白かった♪2015/04/21
あおい
15
エレベーターの中で忘れ物に気づき1度自宅に戻ろうと慌てて降りた階はゴージャスな場所でびっくり。次に降りた階は牧場…この不思議な現象を友達と調べることに。ドキドキワクワク感が伝わってきて楽しかったです。2016/05/02
こどもふみちゃん
7
面白い面白い(^-^)子どもたち食いつく食いつく(*^_^*) 開いた扉の向こうはいつもとは違う不思議な世界。そんなエレベーターの謎を女の子3人が解き明かす、ドキドキファンタジー。児童書。5歳の娘も良く聞いていました。(*^_^*)5・6・7・8・9歳向け。この作者の他の本も読みたくなりました。2013/08/08