出版社内容情報
お散歩遠足の日、一人ぼっちのリナは野ねずみ、かえる、りす…のお店に次々出会います。言葉遊びと不思議な体験を重ねながら元気になっていく少女の心をやさしく描く絵本。 幼児から
内容説明
リナはふきのはをもらって、「えーと、えーと…、さん…ぽの…の」「もっとはっきりはっきり」「だって、のねずみさんがじいっとリナをみるんだもの」「はい、はなすときはめをみる。これ、きまりです」「でも…」。
著者等紹介
やすいすえこ[ヤスイスエコ]
1956年、東京都生まれ。絵本の物語の書き手として活躍。『がたたんたん』(ひさかたチャイルド)で絵本にっぽん賞受賞
ほりかわりまこ[ホリカワリマコ]
1965年、東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。東京、京都などでの個展を中心に活躍
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろ
16
表紙やタイトルでは,我が7歳男児には,全然魅力が感じられず,スルーされた絵本。これ程,表紙から受けた印象と,読んだ後の印象が違った絵本は少ない!くらい,読みながら,息子の表情がみるみる変わった。動物達のお店は,お金はいらず,品物と引き換えに,なぞなぞ・しりとり・早口言葉,そして歌。楽しくて,優しくて,可愛くてv こんな絵本があったんだ~と,嬉しくなった。2015/09/07
けんちゃん
16
読友さんのご紹介本。せっかくの遠足なのに、リナはひとりぼっち。そんなリナがのはらでみつけたすてきなおみせ。どうぶつたちとリナのやりとりが、とてもかわいいです。そしてすてきな結果に導かれてよかった~!ほりかわりまこさんのイラスト作品、初読みです。草の匂いがしてきそうな、きれいな色づかいです。2013/05/02
退院した雨巫女。
8
《図書館-季節》野原で、おきた素敵な奇跡。こんな奇跡は大歓迎。2019/02/28
遠い日
2
080514【読書ノート/ひとことメモ】ひとりじゃないよ。野原で気づいた。2008/05/14
きゅー
2
時々「んっ?」てなってお話が止まる感じのところもあったけど… 大人しくて輪に入れない子が、仲間に入れてもらえるようになる過程は、けっこう面白かった。遠足でこんなお店に出会えたらいいよなあ2013/02/24