出版社内容情報
ある村では、みんながみんないつも人のまねばかり。だから、みんな同じものを作ったり、飼ったりしていて、ちっともめずらしいものがありません。そこで村長さんは妙案を!
幼児~小学校初級 幼児から
内容説明
人とちがってないのは、不安?人とちがってないのは、おかしい?ひとまねばかりじゃ、かっこわるい。じぶんはじぶんらしく、みんなそれぞれ、ちがっていていい。その方が、とってもゆたかになれるよ。―そんな想いを、作品にこめた絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
37
子供より大人、特に日本人気質の右に倣えの人には、身につまされるようなお話だと感じた。儲かると分かれば、皆真似をしてそればかりを売ろうとするある村の話。人と違うのはおかしい、不安だと思うのでなく、自分は自分でいいという教え。2020/03/01
遠い日
12
貧しい村の暮らしぶり。儲かるとなれば、すぐまねっこ。まねをするから全ての価値が下がってしまう。みんなと同じことをすれば安心で、違うということに抵抗がある村人を、うまく主導した村長さん。豊かな村になるためには、それぞれの考えと判断があってこそ。どんな立場の人にも当てはまる物語。2015/10/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
みんな違ってみんないい(笑)自分は自分、人は人。が伝わるかな?2018/03/17
けんちゃん
5
読友さんのご紹介本。これはかなり痛烈な絵本ですね。子どもと一緒に読んでいると大人の方が身につまされてツラくなりそう。ひとまねばかりしていて、自分が好きなものがわからなくなってしまう…うんうん、反省σ(^-^;)。登場人物のコミカルな表情、目の据わった動物たちの表情がいいです、ちょっと救われます。2011/01/22
ちょこちょこ
1
4歳8ヶ月の息子に読み聞かせ。2018/10/03
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