内容説明
〈赤壁のたたかい〉いらい、曹操はひっそりしていた。しかし、曹操はなお、蜀をねらっていた。その蜀は五斗米教というあやしい宗教の教主・張魯にもねらわれていた。蜀の将軍・劉璋は張魯のこうげきから蜀をまもろうと、部下の張松を曹操にちょくせつ、つかわした。しかし、曹操はこれでは蜀にもどれぬと、劉備のたすけをもとめて、荊州へとむかった。劉備にあついもてなしをうけた張松は、蜀をとることを進言した。蜀にもどった張松は、劉備のせいじつな人がらを、劉璋にはなした。蜀の劉璋は、曹操、張魯の手におちるよりはと、劉備をむかえることになるが…さて、そうかんたんに蜀が手にはいるのか?