出版社内容情報
北海道の東のはし,根室の町。きょうも,たくさんの本をのせて,としょかんバス・あすなろ号は,ノサップみさきにむかいます。 小学生低学年から
内容説明
ここは北海道の根室半島。ノサップみさきをめざしてとしょかんバスがはしります。ちいさな小学校の子どもたちやいつものおばあさんがまっていてくれます。でも、こんぶのしごとにいそがしいはまの人たちは、ふりむいてくれません。―クマおじさんと、しんまい司書みっちゃんの、あつい一日のおはなしです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
根室の町を回る図書館バス。利用者は少ないけれど、必ず待っていてくれる人々がいる。本を読む喜びを届ける人、受けとる人。その出会いはやっぱり喜び。その一方で、労働に勤しむ人々の厳しい目もあった。現実が交錯する中で、本を届ける側が自信を持って、仕事に向き合っていることがすばらしい。2014/12/04
kokotwin
2
近くに図書館がなくて、移動図書館を待ってる人がいる。待ってる人たちのところへ本を届ける人がいる。その場所場所で、いろんな出会いがあるんだなぁっと。こうやって、本が読めるってステキだなぁと。2014/03/10
ヒラP@ehon.gohon
0
北海道の大自然の中を走るBM。 まさに地域密着、利用者の喜びを肌で感じて、やりがいいきがいいっぱい。 こんな生活を夢見ていたんだよな~。 BMを知らない人にはピンと来ないかもしれませんが、我が町ではまだ移動図 書館は健在です。 たくさん本があるのが図書館ならば、コンビニ図書館。 それでも、職員と利用者のコミュニケーションは図書館よりも豊かだったりするのです。 クマおじさんとみっちゃんは少し羽目もはずしましたが、理解ある図書館長で良かった。2011/03/20
K
0
本がいつだって歓迎される訳じゃない。でも、それがあるから喜んでくれる人がいる。小さな移動図書館の、そこで働いている人達の大切さを知ることが出来る絵本。2012/09/01
2020neko
0
☆☆☆☆★4/近図。季節の本(としょかん)2009/04/02
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- 和書
- 古本節用集の総合的研究