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出版社内容情報
古事記に描かれた、おおくにぬしの物語。古典に造詣の深かった作者の文章を日本画の大家が飾る。 小学生低学年から
内容説明
大国主命は、おおぜいのきょうだいの末っ子で、やさしい心をもっています。しかし、やさしいだけではだめで、つぎつぎと猛烈な試練をうけ、それに耐え、勇気をもち、ついに「男の中の男」と認められ、国の主となるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
16
日本神話を絵本で。生き生きと描かれた因幡の白兎が可愛い。ワニを騙したのはよくないけれど。知恵は人を活かすために。オオクニヌシ本人の優しさや勇気もあったのだけれど、素直に人(ネズミも)の言う事を聞いて、偉い。絵が、ページによって印象も違うし、良い意味でも、悪い意味でも、インパクトが大きい。思わず経歴を調べちゃった。2023/12/08
yuzuriha satoshi
14
『古事記』続き 絵を担当しているのは有名な画家です お得意のサインペンでがしがしと描いた(でもしっかりとした観察眼の上に画かれている)絵に惹きつけられます お話し担当の福永さんの文章も秀逸 『古事記物語』も読まなくては しかし理不尽な話し多いな『古事記』2013/08/11
ナハチガル
12
極太。絵によってクオリティに差がある気もするが、力づよくたくましい絵だ。読み終わってからイラストが女性と知って驚いた。むかしは動物もみんな言葉をしゃべっていたし、人間は今よりもはるかにパワフルで、残酷で、理不尽で、情熱的だったのだということが、説得力のある言葉と絵ですっと入ってくる。あとがきもいい。A。2016/06/17
いっちゃん
9
稲葉の白兎や、八十人の兄弟までは読んだことがあったけど、続きは初めて。確かに冒険。兄を従えるシーンがなくて残念だったけど、興味深いストーリーだった2014/11/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
岩崎書店 ものがたり絵本10 教育出版国語 2年生 【令和2年度教科書掲載本】2021/05/23