出版社内容情報
カバのうんちはビチビチ、ハイエナのうんちは白っぽい…。理想のうんちを求め、フンコロガシがアフリカの動物たちを訪ね歩く。
内容説明
うんちを食べて育つ幼虫のため、理想のうんちを求めてフンコロガシがアフリカの動物たちを訪ね歩く。
著者等紹介
きむらだいすけ[キムラダイスケ]
木村太亮。1960年東京生まれ。絵本作家、イラストレーター。生物・環境系のイラスト・絵本を中心として、キャラクター、ロゴデザインなど幅広く活動。近年、独特の手法によるアート・ワークショップ「楽描(らくがき)」や講演を各地の幼稚園、小学校、特別支援学校、公共施設などで展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nakanaka
57
フンコロガシ目線で描かれた絵本でした。うんちは汚くて嫌われる存在として認識されがちですが野生の自然界ではとても重要な意味を持つものなのです。子供たちにもちゃんと理解していてほしいことですね。フンコロガシにとっては肉食動物のうんちはあまり美味しくないそうです。2016/12/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
フンコロガシが、大好物を求めて色んな生きもののうんちを渡り歩く。リズムよい言葉と、それぞれの生き物のうんちがわかる。フンコロガシの大好物は誰のうんちかな?うんちはいのちを育むカプセル!2020/10/20
ほんわか・かめ
14
生き物は皆命を食べている、うんちは生き物なのだろうか、というところから生まれたおはなしらしい。うんちは奥深い。小学校で読み聞かせしたい!2020/10/07
猪子
6
おいしいうんちを求めて飛び回るフンコロガシ。フンコロガシってうんちならなんでもいいのかと思ってたけど、味やかたちの好みがあるのは知らなかった。産卵の仕方、場所も初めて知りました。にんげんのうんちはフンコロガシ的にはどうなんだろう。2018/11/13
はなちゃん
6
読み聞かせ用。リズム感もよく、子供の大好きな「うんこ」ネタとあって、大いにウケました。こんなところから科学に興味を持ってくれる子がいるのなら、読み聞かせボランティア冥利に尽きますね。2016/10/27