出版社内容情報
でんき屋さんでもらったちっぽけな電池。ミニ四駆に入れたら,勝手に走り出し,ググーンと大きくなり…。★第13回SF童話大賞 小学生低学年から
内容説明
その電器屋さんの広告は、スーパーのチラシのうらにあった。そこに、「先着20名、アルカリ電池むりょう進呈」の文字を見つけたとき、ぼくは思わずとびあがったネ。だけど…。そこでもらったちっぽけな電池を、ぼくのとっておきのミニ四駆にいれたときから、おかしなことがはじまったんだ。第13回福島正実記念SF童話賞大賞作品。小学校低・中学年向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こゆ
7
小3の子が図書館で選んだ児童書。一人読みと読み聞かせ半々で。クラスでぼくだけ持っていない充電池。ヤンチャな子に明日持ってくるように言われ、商店街で充電池を探していると、胡散臭い電器屋さんが電池をくれた。その電池は場所に合わせてサイズを変える特別な電池だったー。充電池がクラスで流行るというのがピンとこないが、男子はそういうの好きなんだろうか。最後に明かされる怪しげな電器屋さんの正体には納得。こういう伏線回収楽しい。おねえ言葉の電器屋さんのキャラが良かったけど、今だとこういう表現もダメなんだろうか(;'∀')2022/08/07
芦屋和音
0
第13回福島正実記念SF童話賞大賞作品。2012/08/12