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出版社内容情報
ナターシャは5歳のとき、チェルノブイリ原発事故で被爆した。15年を経た今もなお、後遺症とたたかっている人々を救うために、日本でコンサート活動をするナターシャの姿を描いたドキュメンタリー。 小学生高学年から
内容説明
1986年4月26日、ロシアのチェルノブイリ原発が爆発事故を起こし、広い範囲にわたる住民が被曝しました。当時6歳の少女だったナターシャもそのひとりです。ナターシャはその後、少年少女民族音楽団に入団。天性の美声と民族楽器バンドゥーラをたずさえて、弾き語りの歌手として活躍をはじめます。来日のたびに、日本でも多くのファンを魅了しました。「被曝の後遺症にいまなお苦しむ多くの子どもたちを助けたい」希望のともしびをかかげながら、日本各地で「救援コンサート」を開いているナターシャを紹介します。
目次
第1章 失われたふるさと(消えた森;深夜の大爆発)
第2章 苦難・そして希望へ(おそすぎた避難;首都キエフ市へ;チェルボナ・カリーナ日本へ)
第3章 ナターシャ・グジーコンサート(救援コンサート;幻想のチェルノブイリ)
第4章 ナターシャとぼくとの対話(ヨハネの黙示録)
著者等紹介
手島悠介[テシマユウスケ]
1935年、台湾高雄市で生まれる。学習院大で学ぶ。作品に『二十八年めの卒業式』『ふしぎなかぎばあさん』『かぎばあさんの魔法のかぎ』などの「かぎばあさん」シリーズ(岩崎書店・日本児童文芸家協会賞)『友情の二つの花』(岩崎書店)『がんばれ! 盲導犬サーブ』『飛べ! 千羽づる』(いずれも講談社)『大地震が学校をおそった』(学研)などがある
広河隆一[ヒロカワリュウイチ]
1943年生まれ。早稲田大学卒業。ベイルート虐殺事件の記録で82年、よみうり写真大賞、83年IOJ国際報道写真大賞を受賞。89年、チェルノブイリとスリーマイル島原発事故の報告で講談社出版文化賞、93年、産経児童出版文化賞をそれぞれ受賞。『チェルノブイリ 消えた458の村』(日本図書センター 平和・協同ジャーナリスト基金賞)など著書多数
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
りんご
ruri
かえるっち
✌('ω')✌