出版社内容情報
ホームセンターのペットコーナーなどでおなじみの金魚、琉金。
春、メダカのようなあかちゃんがビニールの束に産みつけられた卵から産まれます。あかちゃんは、ミジンコのわいた池で育ちます。夏にかけて、からだが丸っこくなり、お盆の頃になるとキンギョらしい赤い色や模様が出てきます。
養魚場での産卵や成長の様子を大画面で紹介。
著者等紹介
松沢陽士[マツザワヨウジ]
1969年生まれ、千葉県出身。東海大学海洋学部水産学科卒業。水中生物写真家として淡水魚を中心に、水の生物を幅広く撮影。水中写真はもちろんのこと、図鑑に欠かせない標本写真も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
80
愛息が図書館で借りた本ながら、金魚と聞けばやはりお父さんだとお父さんが読み耽った写真絵本。好きなんですよね。そして、ビニールを束ねたものを池に入れて産卵させるとは知らなかった。写真が素晴らしく見入ってしまった。2023/10/15
猿田彦
4
金魚がうじゃうじゃ、これは6歳の孫より私のほうが感嘆!春の養魚場。新しい水に変えた池に、赤くて大きな金魚がオスメス100匹づつが入れられる。早朝、複数のオスが長く切ったポリ袋束にメスを運び入れる。まるで喧嘩神輿を見ているような迫力だ。そして産卵。親から食べられるのを避けるためにポリ袋ごと引き上げられた卵は池の中で順調に大きくなっていく。県内に弥富と言う有名な金魚の産地があるが、車で通るたびにのんびりした光景に見えたので、こんなに手間暇かけて育てていたとは知りませんでした。養魚場の皆さんごめんなさい。2023/11/08
遠い日
4
「よみきかせいきものしゃしんえほん」シリーズ46。読みながら感じた違和感は、これまでは自然界の生き物ばかりだったのに、今回は人に買われ、飼われる金魚だったからでしょうか?金魚を選別し、受精させ、孵化、130日ほどかけて育て上げ、出荷する過程を写真で紹介していきます。松沢陽士さんの写真が美しく、金魚たちのいきいきとした姿を捉えています。2023/10/10
mariko
2
長女(4年生)次女(2年生)1人読み2025/04/28
食パン
1
42024/07/13