出版社内容情報
アメンボは、水中の草に産み付けられた卵からうまれます。表面張力を破って水面に出る瞬間は感動ものです。
アメンボのあかちゃんを見たことがありますか?
アメンボは水中の草に、産み付けられた卵からうまれます。赤い目玉のあかちゃん誕生の様子を鮮明にとらえました。あかちゃんは、体が短く、細長いからだの大人とはだいぶちがった印象です。表面張力を破って水面に出る瞬間は感動ものです。
【著者紹介】
【中瀬 潤・写真】 1961年、宮城県生まれ。フリーの自然・昆虫写真家。仙台を拠点として昆虫を中心とした動植物の写真に取り組む。トビケラ、カワゲラ、カゲロウ、トンボといった水生昆虫とそれを取り巻く水環境に強い関心を持ち、20年以上撮影しつづけている。著書に『カゲロウ観察事典』偕成社、『トンボ』あかね書房、『うまれたよ!ヤゴ』『うまれたよ!テントウムシ』(岩崎書店)などがある。
著者等紹介
中瀬潤[ナカセジュン]
1961年、宮城県生まれ。仙台を拠点として昆虫を中心とした動植物の写真に取り組む。地元に密着した活動をする一方、トビケラ、カワゲラ、カゲロウ、トンボといった水生昆虫とそれを取り巻く水環境に強い関心を持ち、20年以上撮影しつづけている
小杉みのり[コスギミノリ]
編集者。編集プロダクション「ドゥ&ドゥプランニング」代表。おもに児童向け書籍の企画・編集、原稿執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
64
引き続きアメンボ強化週間。本書は、アメンボの卵からの孵化と、孵化後間もない時間にフォーカスを当てる写真絵本。卵は水の中だが、幼虫は水の上に住む。水の表面張力をやぶって、水中から水面に顔を出し、今度は表面張力を使って水上を滑るようになる瞬間が感動的。体が透明なのは生後2時間。だから、表紙の写真は本当に生まれたてのアメンボの幼虫。2016/07/03
たーちゃん
23
家族で釣りに行くとよく見かけるアメンボ。息子は皮を脱ぐアメンボの写真を見て「もう大人になったかなぁ?」と言っていました。2022/04/21
いっちゃん
11
アメンボの卵に、幼虫、脱皮。知らないことがたくさんあって興味深かった。ぜひ卵を探してみたい。2015/06/16
mari
10
アメンボの卵を探してみたい!アメンボは飼うことは難しそう。。2014/05/26
遠い日
8
アメンボだから、生まれてすいすいと水の上に出てくるのかと思っていたら、とんでもない。力をふりしぼるような努力が必要なのだと知って、驚く。そして、子どもの頃の記憶からもっと大きなムシのように思っていたのに、実物大の写真を見て、その小ささにもびっくり。長い足が大きい印象で残っていたのかなぁ。この頃、見かけるような場所に行かないからかな、ずいぶん懐かしいような気持ちで読んだ。2014/05/29




