出版社内容情報
けごが卵から抜け出る様子、筆先にのせて桑の葉に移す様子、葉を食べる様子、脱皮、繭作り、羽化を大きな写真で見ていきます。
卵の中で幼虫が育つ様子、毛蚕(けご)が卵から抜け出る様子などを大きな写真で紹介。毛蚕を、しめらせた筆先にのせて、桑の葉に移す様子や、葉っぱを食べる様子、脱皮の様子、繭作りも大きな写真でくわしく見ていきます。
第一期が好評だった「いきものしゃしんえほん」シリーズ、第二期のシリーズです。
【著者紹介】
【新開孝・写真】 1958年愛媛県生まれ。愛媛大学農学部卒業。昆虫学専攻。教育映画の助手を経て昆虫写真家として独立。著書に『ヤママユガ観察事典』(偕成社)、『虫たちのふしぎ』(福音館書店)、『クモのいと』(ポプラ社)、『びっくり!?昆虫館』(岩崎書店)など多数。
著者等紹介
新開孝[シンカイタカシ]
1958年愛媛県生まれ。愛媛大学農学部で昆虫学を専攻。卒業後上京し教育映画の演出助手などの仕事を経て、フリーの昆虫写真家として独立。2007年、宮崎県三股町に移り住む。昆虫の多様で不思議な生態や形態を独自の視点から撮影している
小杉みのり[コスギミノリ]
編集者。編集プロダクション「ドゥ&ドゥプランニング」代表。おもに児童向け書籍の企画・編集、原稿執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
17
【小3の頃の思い出】2013年9月発行。新開孝 写真。カイコは小3の時、学校のクラスで飼ったことがある。くわの木が校庭にあったような?そして月曜、朝に学校に来たら壁に成虫し蛾になったメスが掲示板の壁にたくさん卵を産み付けていたのだった。まゆを持ち帰り、家で糸にしてみたけれどあまりうまくいかなかった。幼虫がもしゃもしゃ葉を食べ、もりもりフンをする写真を見て当時のことを思い出した。しかし産み付けられたたまごをどう処分したのかは記憶がない。実践重視の松尾先生、大好きだった。お元気かしら?【125】2024/05/13
魚京童!
14
どこの段階で糸を紡ぐのかと思ってたけど、ただ生きてるだけだった。2019/07/14
遠い日
12
小学生の頃、どういういきさつだったかは忘れたが、カイコを幼虫から飼った経験がある。桑の葉の調達も、どうやってしていたのか不明だが、いくつかの繭玉ができるまで育てた。この本では、繭の中の蛹が孵り、成虫になるまでを追う。成虫はなかなか精悍な顔つきだ。そして、今やカイコは人の世話なしでは生きられない虫なのだ。2014/06/21
いっちゃん
10
表紙の写真がカッコいい。こどもたちは初めて見たらしい。繭になると綺麗。2016/07/13
いろ
8
我が家のアサガオに10cm超えの巨大イモムシ! スズメガの幼虫らしいが,それを「飼いたい!」と2匹飼い始めたので,「蛾の幼虫」繋がり~と,大好きなこのシリーズから,カイコの生育写真絵本をw 表紙を見て,ザ・ピーナッツの「モスラ~や♪」と思わず口ずさんだ私に,夫が「何その歌?」と笑ったのがショック^^; スズメガの蛹は繭を作らないし,息子はスズメガ成虫を見た事もないけれど,読後,表紙にあるカイコガの触角をとても気に入り,「自分が育てているスズメガもあのカッコイイ触角があるはず♪」とワクワクしている様子。2014/10/08
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- 和書
- 火につつまれた兄