出版社内容情報
なめとこ山のくま/山男の四月/祭りの晩/紫紺染について/ざしき童子のはなし/とっこべとら子/狼森と笊森、盗森/ 他2編。
宮沢 賢治[ミヤザワ ケンジ]
宮沢 清六[ミヤザワ セイロク]
堀尾 青史[ホリオセイシ]
著者等紹介
宮沢賢治[ミヤザワケンジ]
1896年(明治29)、岩手県花巻市生まれ。盛岡高等農林学校卒業。1924年(大正13)4月、心象スケッチ『春と修羅』、同年12月、童話集『注文の多い料理店』を出版。1933年(昭和8)9月21日、病気のため三十七歳の若さで亡くなる。数多くのこされた、すぐれた詩や童話が、没後、整理・出版され、いまもなお多くの人びとに読みつがれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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「なめとこ山のくま」「山男の四月 」「祭の晩」「紫紺染について」「ざしき童子のはなし」「とっこべとら子」「狼森と笊森、盗森」「鹿踊りのはじまり」「かしわばやしの夜」2018/04/23
ビシャカナ
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「なめとこ山のくま」や「狼森と笊森、盗森」のように、方言豊かで自然と人間が一体となる作品もあれば、「ざしき童子」や「とっこべとら子」のように遠野物語のような奇譚もあり、山男が主役となる「紫紺染について」や「祭の晩」動物の生態を踏まえて擬人化したような「鹿踊りのはじまり」もあり、宮沢賢治は自らの土俗的な作風を自覚していたようだと、単なる朴訥さではないなと考えを改める。2025/05/24
Yasuko Watanabe
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★22018/02/14