内容説明
むくいぬのツォッテルとカラスのラーベは、いっしょにすんでいます。知りたがりやで、ちょっぴりおせっかいなラーベ。静かに本を読んだりお花に水をやったり、手品のうまいツォッテル。いつも何かじけんがおこります。でもでも、ふたりはとにかく気のあうなかよしです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
20
絵とセリフだけの本。黄緑の紙に黒のペンで描いた絵は、シンプルで素朴な味わい。なんでもない会話なのに、何度でも読みたくなる。2016/07/10
星落秋風五丈原
2
一緒に暮らしているツォッテルとラーベ。彼等のまわりにはたびたび事件が起こるのです。ドイツで生まれた童話。2006/03/14
のん@絵本童話専門
1
あたらしい世界の童話シリーズ。犬と鳥のマークがセリフの頭につき、劇のように二人の会話のみで話が進んでいきます。登場人物も二人だけ。昔ながらのゆる~い掛け合いがなんともいえないおかしみを生み出しています。短い話が8個入っています。内容を抽象的に説明しにくいので一つだけ紹介すると…ツォッテルが自分でどこに隠したか分からないチョコレートを探していたら、ラーベが見つけて食べていた。といった風に、なんとなくズコーッってなるようなオチが話の最後についているんです。良い意味で二人とも自分に正直で、素朴な可愛さです♡2021/02/23
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