内容説明
こぶたのポインセチアは、おおぜいの家族と、小さな、すてきな家にすんでいます。ある日、ひとりっきりでしずかに本を読もうとしたのですが、家じゅうどこへいっても、きょうだいとはちあわせ。家族がおおすぎるんだ!かんしゃくをおこしたポインセチアは、たいへんな計画をたてます…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
2年生ブックトーク授業【夏休みおすすめの本】 こぶたのポインセチアは大家族。ひとりでゆっくり読書したいのに邪魔ばかりでできない。ある日一家は引っ越すことになり新しい家に行くのだが、ポインセチアだけは今までの家に残りひとりを満喫している。でもひとりでいるのが淋しくなって…。2023/07/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
令和6年度2年生ブックトーク授業 昨年は絵本を中心に紹介したので、今年度は短めの児童書を選書しました。2024/07/10
のん@絵本童話専門
1
最近お気に入りの岩崎書店あたらしい世界の童話シリーズです。大家族のポインセチア、お気に入りの場所でおひさまの光を感じながら、読書をしたかったのですが…どこにいっても家族がいて思い通りにいかない状況に癇癪を起こしてしまいます。次の日、家族で大きな家に引っ越しをすることになりましたが、ポインセチアは家にこっそり留まります。最初はとても嬉しく、悠々自適に過ごしていたのですが…大家族ではないけれど、ポインセチアの気持ちがよく分かる!ストレートな感情が伝わってきて、感情移入しちゃいます。2021/02/17
温
1
家族のあたたかさやありがたみは、孤独になってみてはじめてわかったりするものですね。こぶたのポインセチアが家族の写真を持ってオイオイと泣く場面は、胸がキュンとしました。2012/06/17