内容説明
もし、いえのなかに36ぴきのねこと、18ぴきのいぬと、12わのカナリヤがいたら…。パン屋さんの笑うに笑えない泣くに泣けないくろうばなし。6~8才むき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のこ
13
村はずれに、小さなパン屋さんがありました。パン屋さんは朝早く起きて、おいしいパンを毎日作ります。パン屋さんには、カナリヤと小さな黒猫と、白黒ぶちの犬と、年とった灰色の馬がいました。ところがある日、黒猫が6匹の子猫を、ぶち犬が4匹の子犬を、カナリヤが3つの卵を生んだのです。さぁ、パン屋さんは大にぎわいです!■p27の挿画がすごいなぁ!しかしこんなにたくさんの動物の中でパンを焼いて良いものか、そちらが気になってしまった。■66の内訳:猫36、犬18、カナリヤ12。さて、1は…?それは読んでからのお楽しみ。2014/10/15
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
2年生ブックトーク授業【夏休みおすすめの本】パン屋さんにはカナリア・黒ねこ・犬・年をとった灰色の馬がいる。みんな子どもを産んでなんと動物が66匹!困ったパン屋さんは、子どもたちが可愛がっているのに森に連れて行ってしまった…。カナリア12羽、ねこ36ぴき、犬18ぴき足したら66匹!あれ?66匹と1匹の1匹って誰だろうね?と聞いて終えたら、みんな「読みたい!」と大人気でした。2023/07/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
令和6年度2年生ブックトーク授業 昨年は絵本を中心に紹介したので、今年度は短めの児童書を選書しました。2024/07/10
のん@絵本童話専門
1
あたらしい世界の童話シリーズ、気に入って読み進めています❤パン屋さんで飼われている猫、犬、カナリヤ。どんどん大きくなって子どももどんどん増え、気付けば題名の通りの数になっておりました(1ぴきという表現にも意味があります^^)腰掛に横になることもできません。たばこも吸えません。子ども達が大事にしているペットなのに、耐え切れず森へ解き放ってしまいます…基本モノクロの挿絵の豊かさに目が奪われます。古いシリーズなんですが、幼・小学校低学年向けの童話として、どれも読み応えあって素晴らしいシリーズです!!2021/02/02