出版社内容情報
いじめのある学校にはもどりたくない！とうさんの生まれた緑深い村。ぼくは，ここに山村留学するかもしれない。でも，何か変…。 小学生中学年から
内容説明
北へむかう新幹線やまびこ号。窓のそとをみどり一色のけしきが飛ぶように流れていく。草や木のみどりって、こんなにあざやかだったのかと、ぼくはあらためて感じた。「あいつ、ばっきんだ」新幹線のゆれのなかで、また洋一の声がきこえる。もういやだ。もうあんな学校にはもどりたくない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そうナイト！
3
最後がいい。2016/08/01
ファーラス
0
小学生の頃、ゲームと張り合える唯一の趣味として読書を持っていた私が、唯一途中で読むのをやめた本だったかと。確か文科省推薦図書かなんかで、読書感想文用にとカーチャンが買ってきてくれたのだ。私は小学校をかなり楽しく過ごしていたので「シャワー」のくだりが嫌だったし（今でも覚えている。トラウマって言うのか？）、ウジウジグダグダな主人公がさらに嫌だった。カーチャンに何で嫌だった？と聞かれて「なんか嫌」としか言えなかった。その感想は今でも正しいと思う。2012/04/28
