出版社内容情報
小学2年生のあおいちゃんは本が苦手。でも、弟はいつも絵本を読んでいる。
絵本に夢中な時は、外で一緒に遊んでくれないし。
弟の気持ちがわからず、あおいちゃんはちょっかいを出してしまいます。
ある日、弟が風邪をひいてしまい、家で寝込んでいました。
具合が悪いのにも関わらず、おとうとの手にはやっぱり絵本が…。
あおいちゃんには、どうしてそんなに絵本が大切なのかわかりません。
しかし弟には、絵本を大切にしている理由があったのです。
相手の気持ちに寄り添おうとすることの大切さに気づかされる、あたたかな物語。
内容説明
わたしのおとうとは絵本がすき。でもわたしは、絵本も本もすきじゃない。小学二年生のあおいちゃんと、おとうとの冬馬くんのひみつのおはなし。小学校低学年から。
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。小説家。2009年絵本『ルウとリンデン旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。YA『ある晴れた夏の朝』(偕成社)が、2019年青少年読書感想文全国コンクール中学生の部の課題図書に選定される。同作は小学館児童出版文化賞を受賞し、ホワイト・レイブンズ(ミュンヘン国際児童図書館・児童図書目録)にも選出される。1992年に渡米、ニューヨーク州ウッドストック在住
すずきみほ[スズキミホ]
東京都生まれ。女子美術大学芸術学部デザイン科卒業。2007年からイラストレーターとして活動。2013年より子ども向け美術教室の講師も務める。2016年『ぼくんちのシロ』(白泉社)でMOE創作絵本グランプリにてグランプリを受賞し、絵本を初出版。2019年『さかさまたんけんたい』(偕成社)でリブロ絵本大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zero1
ゆのん
anne@灯れ松明の火
ほんわか・かめ
鳩羽