内容説明
鏡が、きらきら光る銀色のもやのようにとけはじめたと思うと、アリスは鏡を通りぬけて、向こうがわの部屋の中にふわりととびおりました。そこは、まるで大きなチェス盤の目のように、小川と緑の生け垣で正方形に仕切られた世界。“ふしぎの国”におとらず、奇妙きてれつなことばかり起こる、この“鏡の国”で、アリスの新たな冒険がはじまります…。小学校高学年・中学向。傑作ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さえき
8
不思議は読んだことがあったけど、鏡は実は初読みだった。子供時代に読んでおけばよかったなあ…。 児童書だから子供向けの訳かと思いきや意外と難しい、というか古い言葉使いとかもあって。果たして子供は理解できるのだろうか…でも可愛らしい挿絵が沢山出てきて、想像が難しいファンタジー部分をイメージしやすいのはいいかもしれない。児童書じゃないのも今度挑戦したい。2018/12/08
うにこ。
0
課題図書。10年くらい昔に読んだのだけど、すっかりさっぱりあらすじ忘れていましたね。初読当時は不思議の国より好きだったのだけど。いやしかし、ここまで忘れられるものかなあ。不思議。情けなや。2015/05/10
えり
0
「鏡の国」すごく好きです!中の挿し絵画家のテニエルも最高です。この世界観の強さは圧倒的だと思う。2010/04/13