出版社内容情報
ADHD（注意欠陥多動性障害）とよばれる子どもの本人の視点から、分かっていてもコントロールできない本人の気持ち、認められほめられて落ち着けることなどを伝える絵本。 小学生低学年から
内容説明
ぼくはＡＤＨＤなんだって。さんすうのにがてな車、おんがくがにがてな車、みんないろんな車にのっている。ぼくがのってるＡＤＨＤごうはブレーキがにがてな車。ぼくがじょうずにのればこの車はけっこうすごいらしい。
著者等紹介
さとうとしなお［サトウトシナオ］
１９５５年、山形県生まれ。児童文学を滋野透子に師事。現在、県立鶴岡養護学校教員
みやもとただお［ミヤモトタダオ］
１９４７年、東京生まれ。『おじさんの青いかさ』ですばる書房創作絵本新人賞、『えんとつにのぼったふうちゃん』（ポプラ社）で絵本にっぽん賞、『ゆきがくる』（銀河社）でサンケイ児童出版文化賞、『さらば、ゆきひめ』（童心社）で絵本日本賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱお
8
ADHDのことをブレーキの苦手な車に乗っていることにたとえていて、なるほどと思いました。子どもの辛さとお母さんの辛さがやわらぐ1冊です。2013/11/04
まげりん
5
前回は年少の三女でしたが、今回は小３の次女に読み聞かせ。昨年クラスに同じようなタイプの子が居て、集中的に怪我を負っていたので、どう思うのだろう？と見ていたら、「○君みたいだね。あの子もきっとブレーキの利きにくい車に乗っているんだね。」と言っていた。「去年よりかなり上手に乗れるようになったよね？」と言ったら、「そうだね、きっとがんばったんだね」とほほえんでいた印象的だった。2013/11/06
Mirror
3
子供にも分かりやすく車に例えているところがいいと思いました。クラスで読み聞かせたいと思います。2018/09/30
まげりん
3
子供には難しいでしょう。むしろ大人向け。特にお母さんのところ。2013/11/03
どあら
2
こうた君は、ADHDという障害をもっています。こういう絵本でこうた君のような子供のことをよく知る機会になるのはいいことだと思いました。2013/11/16
