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いのちのえほん
みずいろのこびん

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784265006199
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

ぼくの心の中には、みずいろのこびんがある……。友達や母さんにいえないことを全てこびんに詰め込んで、ぼくはみんなの好かれるような言動ばかりしてしまう。    小学生低学年から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テルテル

41
自分の思いを押し殺して他人の考えに合わせている人は大勢いる。人間の我慢する心を小瓶に例えている。自分の我慢する想いを小瓶に押し込めてしまい溢れ出ることを過食症に例え、食べて悩み忘れようとする過酷な少年の行動が衝撃的で胸が痛む。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』と共感。周りの人が少年を『自分たちがなってほしい人間』として作り上げているかぎり少年の心の『あな』は埋まらない。今も尚、摂食障害で苦しんでいる人は数多い。『自分が自分らしく生きればいい』周りもそれぞれの立場を尊重し生き方を認める事が大切。2015/05/23

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

40
作者の実話を元にしたもの。水色のこびんに入るものはなんだろうと思ったら、作者の苦しい胸の内であった。思いを殺して我慢する姿を見ていると苦しく辛そうで、小瓶が溢れる前に回避出来なかったのかな。時と場合によって多少の我慢も必要だけど、何事もし過ぎるのはよくない。誰しにもある心の中の水色の小瓶。溢れさせないでほしい。2018/07/07

秋製 

26
イベント用に読んだ絵本。これは摂食障害になってしまったようくんの話。誰の心の中にでも「みずいろのこびん」はあると思います。感情を小瓶の中に押しこめるだけではいつかは小瓶は壊れてしまう。ようくんと同じような思いを抱えている子がいたら、がまんすることだけではなく、時には思っていることをちゃんと話せる、話してもだいじょうぶだという存在が傍にいますように!と思ってしました。2013/07/27

Willie the Wildcat

16
こびん。小さな雫の1滴1滴が、積もり積もって溢れる。水色は、心の涙なのかな・・・。心の叫びを汲み取る、吐き出させる。仕組みじゃなくて、心の繋がり。耳を傾ける姿勢。相手に興味を持つ。絵は、淡いパステルカラーに優しさが滲む。表面的ではなく、奥底から優しさが滲んで欲しいと願う・・・。2013/09/08

いよの缶詰め

3
自分の感情を押し殺した結果、食べずにはいられない。だけど、吐き出すことも必要だし、認めることが大事。吐き出さないと、認めないと。いつかは、潰れて駄目になってしまう。表面上では笑っているけれど、腹の底では自分を何度も殺している。それを抜け出せない自分がいる。2020/10/28

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