内容説明
弱者が虐げられる暴力的世界に正義と平和を実現する神の意志。キリスト教の深みを知り“救い”の意味を考える。
目次
第1章 神の正義と平和―聖書の神とは?(神はいるのか?答えはない;神の正義は「平等」か? ほか)
第2章 福音のモデル―エジプト脱出と契約の物語(聖書は物語として語られる;旧約聖書の主人公たち ほか)
第3章 神の国の福音―イエスの生・死・復活(旧約聖書から新約聖書へ;イエスとは誰か? ほか)
第4章 罪とその赦し―和解としての良い知らせ(聖書が述べる罪の課題;創世記に見る罪の課題 ほか)
第5章 神を中心とする集まり―教会の意味(互いに関わる共同体としての教会;新約聖書が語る共同体の意味 ほか)
著者等紹介
南野浩則[ミナミノヒロノリ]
1963年大阪で生まれ、育ちました。6歳のとき、カトリック教会で初めて福音を聞きました。その後プロテスタントの日本メノナイトブレザレン教団石橋キリスト教会に通うようになり、17歳のときに同教会で洗礼を受けました。現在、同教会副牧師、同教団の福音聖書神学校教務を務めています。神学校ではおもに旧約聖書を教えています。メノナイト派は福音を「平和」の視点から理解してきました。聖書に記された平和を語り、その実現を追求している教派です(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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