内容説明
手をたたく。音を出す。それは誰かの耳に届く―。戦争体験や異国の地での苦悶の日々の先に見つけたひと筋の光。戦争ではなく、平和への誓いを込めた歌が生まれた。
著者等紹介
西岡由香[ニシオカユカ]
1965年生まれ。長崎を拠点に原爆や戦争、歴史をテーマにした漫画に取り組んでいる。2015年、被爆者の半生を綴った『被爆マリアの祈り―漫画で読む三人の被爆証言』で平和・協同ジャーナリスト基金賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Drivin' a blue car
5
思っているだけじゃなく、考えているだけでもなく、行動に移すことこそ大事なのだと、これまでの人生で何度も目の当たりにした。それでもなかなか行動に移す=態度で示すのは、エネルギーが必要だったり勇気がいったり、、、そういう時に、歌になっているというのはすごくありがたい。気軽に口ずさめるから、すぐ思い出せる。すぐに気付ける。歌詞に込められた意味を知り、この歌に対する思いがいっそう深まった。素敵な歌は、素敵な思いに裏付けられているからこそ、力をもって多くの人の心に響くのでしょうね。2024/07/25
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- 和書
- ぼくらの心に灯ともるとき