内容説明
たとえ愛する人を失った朝であっても―愛する息子を自死で失った著者が、「喜び」を探求するなかで行き着いたものとは。
目次
1 喜びは私の受ける分(喜びに満ちた人生を求めて;正体をさらけ出す ほか)
2 喜びは私の確信(乾いた井戸から飲む;天の価値観を取り入れる ほか)
3 喜びは心の状態のこと(自分の中に喜びを養う;ほかの人の中に喜びを養う)
4 喜びは行動の選択から(基本に帰る;愛し合い、笑い合う ほか)
著者等紹介
ウォレン,ケイ[ウォレン,ケイ]
1980年、カリフォルニア州レイクフォレストにおいて、夫リック・ウォレン氏と共にサドルバック教会を開拓。同教会で、精神疾患や自殺願望を持つ家族や人々をサポートするために、Hope for Mental Health Initiativeを設立。National Action Alliance for Suicide Preventionの理事であり、カリフォルニア州オレンジ郡において、心の健康や自殺予防のために積極的に活動している
鈴木敦子[スズキアツコ]
1960年、宮城県生まれ。1987年、米国ウェスタン・コンサバティブ・バプテスト神学校修士課程修了(Master of Church Music)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くもいろ
6
選びたくても選べないときばかり。頭でわかっていても、心がついていかないのだ。人にはこうしてみたらと勧めてはみるけれど、自分はそうできるかと問うてみれば、全くもってなせないのだ。私は苦しみや悩みを選び、その辛さの中で、思い巡らすことが実は好きなのかもしれない。『喜びは選ぶもの』なら、『悲しみは(苦しみは・悩みは・辛さは)避けられないもの』であると思い至る。だったら、だったらだ。理不尽さにこぶしを上げるのではなく、握りしめたこぶしを開いて、喜びを捕まえにいきたい。開いた指先に喜びは留まってくれるだろうと信じて2024/12/31




