内容説明
18年間にわたって150回も北朝鮮を訪問し、人道支援を続けてきた韓国系カナダ人牧師ヒョンス・リム。とんでもない罪名で死刑を言い渡され、獄中で過ごした949日間、彼が見たものとは?
目次
第1部 釈放、その後の話(刑務所の独房から世の中へ;ただ感謝しかない)
第2部 北朝鮮での生活(九百四十九日間の記録;偶像の国)
第3部 抑留以前の北朝鮮宣教(食べさせ、着させる;学び、身につけ、享受できるようにする;神の愛によって献身した人々)
第4部 北朝鮮宣教の現在と未来(現在の北朝鮮;北朝鮮の未来)
著者等紹介
リムヒョンス[リムヒョンス]
本名、林賢洙。大韓神学校(現在の安養大学校)卒業後、CCC(韓国大学生宣教会)幹事として働く。1985年、カナダ・トロント大学ノックスカレッジ(Knox College)大学院を終え、ティンダル神学校(Tyndale Seminary)から名誉神学博士学位を授与。1990年からトロント・クンビット教会の担任牧師を務めるかたわら、ニューヨーク神学大学で4年間教え、GAP(世界協力宣教会)神学院を創立。2017年、元老牧師を引退し、クンビット教会派遣宣教師。現在、GAP理事長・KWMC(世界宣教協議会)議長・中国カナン農軍学校理事長。GYKM(世界青年宣教大会)を創設。北朝鮮宣教の先駆者であり、中央アジア宣教を開拓して10年間働き、アフガニスタン・イラク宣教開拓、インド・西部アフリカを中心として未伝道地域宣教に注力している。TMTC(Total Mission Training Center)による100万人宣教師時代を切り開く運動と、全世界教会指導者たちの悔い改め運動、GTS(Golden Age、Twilight Age、Silver Age)によるシニア宣教師開発、統大連(統一大祭り汎民族連合)運動など、福音による統一韓国のビジョンの達成に残りの人生をかけて献身している
韓正美[ハンジョンミ]
1970年、韓国ソウル市に生まれる。1992年、慶煕大学校日本語学科卒業(総長賞:慶煕大学校全体首席卒業)。1995年、韓国外国語大学校大学院日語日文学科修士課程修了。1999年、日本で受洗。2002年、東京大学総合文化研究科(超域文化科学専攻比較文学比較文化分野)修士課程修了。2006年、東京大学総合文化研究科(超域文化科学専攻比較文学比較文化分野)博士課程修了。学術博士(東京大学)。財団法人日韓文化交流基金招聘フェロー。檀国大学校日本研究所教授。東京大学国際高等研究所東京カレッジVisiting Professor。日本福音宣教会(JEM)理事・派遣宣教師、EE(Evangelism Explosion)International指導者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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