内容説明
この街で輝く教会を目指して。神学を犠牲にすることなく文化に適合し、地域に根づいた働きを進める方策とは?ケラー師の牧会と研究の集大成!
目次
序章 センターチャーチの神学的ビジョン
福音(福音の神学;福音の刷新)
都市(福音の文脈化;都市のビジョン;文化との関わり)
ムーブメント(宣教的コミュニティー;統合的な宣教;ムーブメントダイナミクス)
終章 後期近代とセンターチャーチ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころりん
1
やっと読み終わった636頁。決して「教会成長マニュアル」ではなく、「神学的ビジョン」を思い描かせ、福音理解の豊かさ、その広がり(共同体、文化・芸術、仕事、慈善活動、正義)にまで目を広げてくれる。 実に多彩で具体的だけれど、それを置かれている文化(日本)にどう応用していくかは、各教会の使命だ、とする。 置かれた都市の人を知ろうとせず、教会の発展・安定を求めるなら、それ自体、福音ならぬ利己心が動機である証し。 早速再読を始めている重厚な内容。 だけど、これを日本で始めている人たちの経験もぜひぜひ聞いてみたい。2023/11/23