目次
ナオミを襲った悲しみ(ルツ1・1~5)
重苦しい帰国の決意(ルツ1・6~13)
オルパとルツの決断(ルツ1・14~18)
ナオミと呼ばないでください(ルツ1・19~22)
ボアズとルツの出会い(ルツ2・1~7)
ボアズの配慮(ルツ2・8~16)
一筋の希望の光(ルツ2・17~23)
ナオミの大胆な計画(ルツ3・1~9)
ボアズの思慮深い応答(ルツ3・10~18)
思慮に満ちた交渉(ルツ4・1~8)〔ほか〕
著者等紹介
山下正雄[ヤマシタマサオ]
1957年、東京都中野区生まれ。1981年、上智大学法学部卒。1984年、神戸改革派神学校卒。1985‐87年、米国カルヴィン神学校留学(新約学専攻)。帰国後、水戸、つくばでの宣教活動を経て、1998年、北米基督改革派教会メディア伝道局(現ReFrame Minisitries)日本語部の責任者となる。2016年10月、日本キリスト改革派教会大会メディア伝道局の設置に伴い、同伝道局主事に就任。現在、ラジオ番組「あさのことば」(茨城放送)、「東北あさのことば」(東北放送)、「聖書を開こう」(FEBC)、「キリストへの時間」(高知放送、南海放送)などに出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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植田 和昭
6
キリストへの時間のプレゼントに貰った本。旧約聖書のルツ記について書かれている。旧約聖書はもっていたが、創世記を読んで神殿の長さのところで挫折した。また読もうと思って保管していたはずだが、これを機会に探してみたがなかった。アマゾンで注文しようと思う。さてこのお話だが、イエス誕生へ連なる再婚の話である。この話の中に込められた教訓は、計り知れない。まさしく神の導きによるものだろう。やはり西洋の考え方は聖書を理解しないと本質的な読み取りはできない。自分の不勉強さを痛感した一冊であった。2025/02/15
ころりん
1
モアブの地に行くことの「あやうさ」。 故郷に帰ることの「うしろめたさ」。 「みんな」が歓迎したのでなく、口さがない人もいたろう、という想像。 ボアズが良い人すぎて、ルツも模範的すぎ。 もっと泥臭かったのかもしれない。 買い戻しの第一候補がルツをめとる可能性に、ボアズはオープンだったろう。 夫と息子たちの死を「ボアズと結婚しダビデやイエスの家系を始めた」で片付けたくはない。 ラジオの聴取者のいない僕は、勝手にそんな想像をさせてもらうけど、先生の抑えた口調と「美しい物語」というタイトリングに、敬服します。2022/05/12
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