内容説明
現代の哲学者を代表するアラン・バディウ、スラヴォイ・ジジェクをはじめ、哲学者、歴史家、聖書学者、神学者、宗教学者らが、パウロの発するメッセージの普遍的真理を解明する。
目次
序論 パウロからの絵葉書―剪定か接ぎ木か(ジョン・D.カプート)
第1章 現代の哲学者たちのとらえるパウロ(発題 普遍的主体の創始者、使徒パウロ(アラン・バディウ)
発題 ヨブからキリストへ―チェスタトンのパウロ講読について(スラヴォイ・ジジェク))
第2章 ユダヤ教徒とキリスト者の間のパウロ(発題 歴史的誠実・解釈の自由―哲学者の解釈するパウロとその解釈の時代錯誤の問題(ポーラ・フレドリクセン)
発題 ユダヤ教とヘレニズムの間のパウロ(E.P.サンダース)
発題 目的論の約束・認識論の制約・パウロにおける普遍的見解(デール・B.マーティン)
発題 反哲学者たちの中のパウロ、あるいはソフィストたちの中のサウロ(ダニエル・ボヤーリン)
発題 力についてのパウロの見解―可能と不可能との間(リチャード・カーニー)
円卓討論―歴史家たちと体系家たちのとらえたパウロ)
著者等紹介
池永倫明[イケナガトモアキ] 
1937年、中国東北部撫順に生まれる。九州大学理学部生物学科博士課程二年修了。日本キリスト教会神学校卒業。日本キリスト教会富良野教会、沖縄教会、蒲田御園教会牧師を歴任
池永順一[イケナガジュンイチ] 
1970年、北海道富良野市に生まれる。東京神学大学大学院修士課程修了。日本キリスト教会神学校聴講修了。日本キリスト教会明石大久保教会牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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