目次
はじめに―このままの自分でいいのか
1 すべての魂が持つアダムの二面性(分断された自己;一つに統合された自己;霊的習慣)
2 魂がいのちを保ち続けるための習慣(黙想の祈り―天上の音楽を聴くために;安息日―時流に抵抗する生活リズム;感謝する心―神の賜物を味わう;簡素であることの豊かさ―なぜ、減らすことが豊かさにつながるのか ほか)
おわりに―神の愛のくびき
著者等紹介
ケン・シゲマツ[ケンシゲマツ]
本名、重松謙。1966年、東京都大田区生で生まれる。2歳でロンドン、7歳から家族でカナダに移住。1989年、米国ホイートン大学を卒業後、東京のソニー株式会社に勤める。1994年、米国ゴードン・コンウェル神学校を卒業後、カリフォルニア州で開拓伝道に携わる。1996年より、カナダのバンクーバー市にあるテンス教会の主任牧師を務める。2013年、サンフランシスコ神学校で博士課程修了。また同年、海外宣教や地域社会への貢献が認められ、カナダ政府よりエリザベス女王ダイヤモンド・ジュビリー勲章を受ける。バンクーバー市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
3
ケン・シゲマツさんの訳書、2冊目。 Doing(活動)よりBeing(存在)と言われてきたけれど、「達成志向」も霊性に不可欠な一面として、積極的に評価しつつ、安息を求めるもう一面とのバランスを軸に、霊性の育成を語ってくれる。 豊富な例話と、具体的なエクササイズがよいです。 これを聞けるようになったのも、自分が、前著ふくめて、霊性についての豊かな出版から養われてきたから、かなぁ~ 信仰と行いの関係については、改革派神学が持つ「神の栄光のため」という視点で掘り下げられるはず。 本書も再読して、参考にしたいです2020/11/25
kei
2
良い成績とか良い結果とかを求められる世界。 常に効率的が求められ、隙がなく、常に緊張やプレッシャーがある世界。 そうかそうか、達成志向の世界に生きているんだなあとまず実感。 その中で、ありのままの自分が神様に愛されていることとか、自分が自分らしく生きていくことはそう簡単なことではなくて、自分が流されないように気をつけないといかないと思いました。 魂のサバイバルを導いてくれる一冊。2020/12/02
itom
1
DoingよりBeing。何に価値をおくのか。2021/01/28