内容説明
教会の中で「信仰」「訓練」の名のもとに、人間の尊厳を傷つける行為が行われていないだろうか。聖書はそうしたことについて何と語っているだろうか。
目次
1 「信仰」という名の虐待からの解放(パスカル・ズィヴィー)(「『信仰』という名の虐待」とは何か;「『信仰』という名の虐待」のメカニズム;循環論法の罠;このような表現を使うときは危険;批判的な思考の重要性;「信仰」という名のもとに虐待を受けたときには、どうしたらよいのか)
2 真の権威とは何か(ウィリアム・ウッド)(教会におけるパワーハラスメントの現実;霊的指導者が権威主義に走ってしまう理由;真の権威とキリスト者の自由;「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」)
著者等紹介
ズィヴィー,パスカル[ズィヴィー,パスカル]
1957年、フランスに生まれる。1980年に来日。筑波でバートンリレイス宣教師、稲垣守臣牧師に出会い、クリスチャンとなる。カルト問題に直面し、カウンセリングに携わるようになり、1994年、「マインド・コントロール研究所」を設立。現在、同研究所所長
ウッド,ウィリアム[ウッド,ウィリアム]
1956年、米国ウィスコンシン州に生まれる。テキサス州のクライスト・フォー・ザ・ネイションズを卒業後、1976年に宣教師として来日。1988年、異端・カルト問題で困っている人々を助ける団体として、「真理のみことば伝道協会」を設立。2001年、ルーサー・ライス神学校(米国ジョージア州)より牧会学博士号(D.Min.)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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