内容説明
パッカーの最も優れた論文の1つと評される贖罪論。キリストの十字架は、人間に対して、信じる者に対していかなる意味を持ち、どのような効果をもたらすのか。さまざまな異論を取り上げながら、真に聖書的な福音理解を提示する。
目次
1 神秘とモデル
2 聖書とモデル
3 代理
4 懲罰的代理説
5 結論―聖書における十字架
著者等紹介
パッカー,J.I.[パッカー,J.I.] [Packer,J.I.]
1926年、英国グロスター生まれ。オックスフォード大学在学中に、学生キリスト者同盟の影響によりキリスト教の働きに献身、英国国教会の叙任を受け、1952年から短期間バーミンガムで副牧師を務めた後、ブリストルの神学校ティンデル・ホールの講師として働く。1962年からオックスフォード大学の神学研究所ラティマー・ハウスで司書、後に所長を務め、1970年にティンデル・ホールの学長となり、1971年からは同校と他の二校が合併した神学校トリニティー・カレッジの副学長となる。1979年、カナダのキリスト教大学院大学リージェント・カレッジに移って神学を講じ、1996年には同学の理事会特任神学教授に就任し現在に至る
長島勝[ナガシママサル]
長野県出身。筑波大学(比較文化学類)卒。ゼネコン勤務後、リージェント・カレッジ(カナダ)で、主にJ・I・パッカー、J・M・フーストン両師に学ぶ(修士)。ブリティッシュ・コロンビア州公認法廷通訳・翻訳者。現在、リッチモンド市(カナダ)在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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