内容説明
理想的な父親でなくていい！ダビデ、イサク、ヤコブ…信仰の英雄たちも父親としては失敗だらけ。その失敗から見えてくる父性ならではの役割とは？幼い日に父を亡くした著者の喪失からの回復と神との和解、そして自身も父親となっていく経験を、聖書の登場人物と重ねながら綴る。
目次
序章 父の生涯と死
第１章 父から子として受け入れられること―苦しみに対する根源的な救い
第２章 子として愛されなかったアブシャロムの苦悩
第３章 放蕩息子の父
第４章 ヤコブの人生における神の摂理―心砕かれること
第５章 ヨセフの生涯―神の摂理と赦し
第６章 モーセ
第７章 ヨブの人生における神の摂理―完成された人生
終章 理想化された父親像
著者等紹介
豊田信行［トヨダノブユキ］
１９６４年、大阪府生まれ。テキスタイルデザイナーを経て献身。Ｐｏｒｔｌａｎｄ Ｂｉｂｌｅ Ｃｏｌｌｅｇ（オレゴン州）卒。Ｓｐｒｉｎｇ Ａｒｂｏｒ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ Ｍａｓｔｅｒ ｏｆ Ａｒｔｓ ｉｎ Ｓｐｉｒｉｔｕａｌ Ｆｏｒｍａｔｉｏｎ ａｎｄ Ｌｅａｄｅｒｓｈｉｐ在学中。１９９７年、ニューライフキリスト教会（大阪府島本町）の牧師に就任し、今日に至る。ＮＰＯ法人「ａ ｃｕｐ ｏｆ ｗａｔｅｒ」代表理事、一般社団法人「モリユリ・ミュージック・ミニストリー」理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ころりん
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誰もが「父」と無縁ではなく、「父の承認の欠損」によって苦しんでいる。 う～ん、すごい本です！ 親離れも子離れも出来ていないことが、沢山の問題の根本にあるなぁと考えてきたここ数年だけど、著者豊田さんは何百歩も先にいた。 しかもそこに辿り着くまでの、長～く痛い旅路も、率直に分かち合ってくださって… 「ありのままを愛される」だけじゃ人は満たされない。 「使命と、その応答への認証」という「父性的愛」がないと、健全な自信を持てずに苦しんでいる… 「なるほど、そうだ、聖書と現実はそう繋がってた！」と膝を叩く本です2016/03/27
