内容説明
“神中心の夫婦になる”ことを願う二人へ。結婚後に起こる意見の違いやコミュニケーション不足、結婚カウンセリングを行ってきた著者による「夫婦で話し合うべきテーマ」とは?
目次
1 いま、この世の結婚とクリスチャン夫婦に何が起こっているか?
2 夫婦問題の原因
3 結婚に不可欠な三つの条件
4 真に夫婦になるためには―親密へのプロセス
5 問題解決の手段としてのコミュニケーション
6 不一致の管理
7 不一致を解決する手段
8 怒りの管理
9 親密
著者等紹介
丸屋真也[マルヤシンヤ]
臨床心理学博士。牧会学博士。1947年山形県生まれ。聖書神学舎を卒業して5年間牧会、その後アメリカに留学し、18年間滞在する。その間に、ウエスタン・コンサヴァティヴ・バプテスト神学校で神学修士号(Th.M)、バイオラ大学大学院で牧会学博士号:結婚・家族カウンセリング、米国臨床心理学大学院で臨床心理学博士号を取得。その間、結婚・家族カウンセラー、レジデントサイコロジストとして州立精神病院や総合病院の精神・心理科、あるいは麻薬・アルコール依存症の治療施設などで研修を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
2
「夫婦だから、きっと大丈夫」ではなくて、夫婦だからこそ、誰よりも大切にし、気を配り、向かい合わなければ、傷つけ合ってしまうのです。 日本人の牧師・カウンセラーとして、たくさんの夫婦を見て来られた丸屋先生の、具体的な「結婚セミナー」です。 お互いに、もっとよい関係になりたいと、希望を持たせたいと同時に、助けを求める必要も訴えておられます。 子離れが出来ない問題、共依存、などに通底しているのは、家族が閉鎖的になっているがゆえの病理。 夫婦や親子を理想化して蓋をしたい、その考えをまず改めよう、という臨床からの声2016/02/10