内容説明
はるのあさ。こぶたのプーラはたびにでた。わすれものをしたともだちをおいかけて。せなかにおもいリュックをせおって…。
著者等紹介
かめおかあきこ[カメオカアキコ]
亀岡亜希子。絵本作家。東北生活文化大学生活美術学科卒業。雑誌の童話やカレンダー、ポスター、まんが連載など幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
29
先日この人の冬眠ホテルの話がとってもかわいかったので他の本も手に取ってみました。娘さんが早速食いつき、「か~わいい」。せっかちな自分には温かい気持ちと同時に内省…。2021/12/21
Cinejazz
15
仔豚のプーラに、暫く前に旅に出た親友ブーポから手紙が届いた「プーラへ。とても大切な物を忘れてしまった!とにかく、どうしても必要です。オラダの町まで届けにきてくれませんか 」忘れ物とは、鍵のかかった小さな木箱。プーラは、大きなリュックサックを背負って旅に出た…春、夏、秋、冬と友だちを追いかけて旅するプーラが、終着点で見つけたものとは、果たして何…?2024/11/11
やよ
8
とってもとっても深い物語だった。今日はここまでで明日の分は明日辿り着こうとか、上手く歩こうとしなくていい、握りしめていたら溺れちゃう、誰かのために流す涙の美しさや伝えないと届かないとか、心の穴は失敗じゃないしむだなことってない、間の大切さや季節ごとの恵み、神さまに忘れられてるんじゃなくてずっと愛されていることとか。一つ一つ感じていこう。私のリュックも軽くなるように。2019/10/25
biba
6
小3の子のオススメ。とっても良いお話だから読んで、と言われ読んでみました。これは、かなり考えさせられました。自分の生き方を省みることになりました。何度も読んでいます。 2017/10/08
ふたご星
2
どのページも原画が見たくなります。絵の中の四季や動物たちへの愛しさモード全開になりました。おはなしとしては、展開が読めましたが(笑)私的には最後に2人がお茶しているシーンが見たかったかな。2023/06/06