目次
権力に対する教会の闘い―宗教改革の事例より
原発問題と死の商人
憲法と王と平和
「思想信条の自由」と国家―東アジア宣教のコンテクストから
アルトジウスの「共生」の思想をさぐる―日本の政治基盤とかかわって
著者等紹介
渡辺信夫[ワタナベノブオ]
1923年、大阪府に生まれる。日本キリスト教会教師
野寺博文[ノデラヒロフミ]
1962年、北海道に生まれる。日本同盟基督教団赤羽聖書教会牧師
水草修治[ミズクサシュウジ]
1958年、兵庫県に生まれる。日本同盟基督教団小海キリスト教会牧師
李省展[イソンジョン]
1952年、東京都に生まれる。恵泉女学園大学大学院人文学研究科教授
笹川紀勝[ササカワノリカツ]
1940年、北海道に生まれる。国際基督教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
1
昨日は、国会に思いを馳せる祈りとしてこの読書も。 講義としては二根前のものですが、その後の、集団的自衛権閣議決定や、今回の安保法案の大きな動きを視野に入れてる、決して古くない内容。 「戦争反対、憲法守れ」と叫んでるだけじゃ動きようがない、とてつもなく大きな敵が相手。 ただ、「反対者はバカだ」みたいな言動がますます顕著に。 結局、「○国人はバカだから、痛い目にあわせてやれ」となって、排除も蹂躙も、平気になる。その感覚が怖い。 言葉は通じないかもしれないが、ののしることなく、強靱な言葉を語り続けることを願う。2015/07/16