内容説明
東京電力福島第一原発事故の惨状と放射能被害の状況を目にして、よみがえってきた六十数年前の記憶。1945年8月6日のこと、廃墟と化した広島の様相、原爆症と生活苦との闘い…。目先の繁栄や富よりも平和で安全で平穏な生活こそ追い求めるべきことを語りかける。
目次
第1章 「あの日」までのこと(私の家族のこと;戦争の足音と学徒動員 ほか)
第2章 「あの日」のこと、そして…(広島。八月六日;広島市内の惨状 ほか)
第3章 新たな出発(敗戦と生活苦;買い出し列車と闇市 ほか)
あとがきにかえて―平和への思い(核兵器と戦争の悲惨さ;南方特別留学生の方々のその後 ほか)
著者等紹介
栗原明子[クリハラメイコ]
1926年5月5日、広島市大手町に生まれる。広島福音自由協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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