内容説明
なぜ成長できないのか…「こうあらねばならない」という生き方から、日々神の恵みに生かされる歩みへ―臨床心理学者が御霊の働きを説き明かす。
目次
1 霊のない人、霊を持っている人、霊に生きる人
2 キリストの心で見る
3 信じていることは外に出る
4 成長とは継続である
著者等紹介
丸屋真也[マルヤシンヤ]
臨床心理学博士。牧会学博士。1947年山形県生まれ。聖書神学舎を卒業して5年間牧会、その後アメリカに留学し、18年間滞在する。その間に、ウエスタン・コンサヴァティヴ・バプテスト神学校で神学修士号(Th.M)、バイオラ大学大学院で牧会学博士号:結婚・家族カウンセリング、米国臨床心理学大学院で臨床心理学博士号を取得。その間、結婚・家族カウンセラー、レジデントサイコロジストとして州立精神病院や総合病院の精神・心理科、あるいは麻薬・アルコール依存症の治療施設などで研修を受ける。帰国後(財)ライフ・プランニング・センター「臨床心理ファミリー相談室」室長として10年間勤務し、現在、IFM(家族・結婚研究所)の代表兼相談室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
65
信仰の問題と本来あるべき信仰の姿がよく見えました。律法的な信仰と神の愛を受ける信仰。この違いを丁寧に解きほぐしているので、信仰のあり方をもう一度考えるきっかけになりました。御霊に委ねる信仰のもと、自らの信仰を育んでいければいいなと思います。2016/02/29
はぎのり
4
律法主義の信仰のもつ「問題」について丁寧に解きほぐしつつ、信仰が本来持つ「喜び」について、あたたかく語ってくれています。誰かを裁くような(あるいは、誰かを裁きたくなるような)書き方ではないあたり、とても読みやすいです。2014/04/30
ゆにす
4
学んだからといって成長してるわけではない。間違えないように・・・というのが心に残りました。自分は成長できてるのかなと自己吟味することができました。2014/02/13
アン
2
御霊に委ねて生きる信仰は決して現実逃避ではない事が具体的に分かりました。また、自分が同じところで抜け出せずに苦しんでいた事への解決の糸口になりました。2014/08/29
Hikaru Tabuchi
2
めっちゃ分かり易かった!丁度いま私の教会のテーマになっている、神の愛に立つ信仰がテーマです。律法的な信仰生活がどのような結果をもたらすか、神の愛を受ける信仰生活との具体的な違いの現れを紹介しています。ページ数も読みやすくまとめられているため、サクッと読むことができます。2013/05/26