内容説明
非業の死に倒れた坂本龍馬が夢見た、蝦夷地開拓…。その夢を、龍馬ゆかりの二人が受け継いだ。一人は遠縁で土佐勤皇党の同志・沢辺琢磨、もう一人は甥の坂本直寛。奇しくも二人はキリスト教伝道者となり、蝦夷地で新しい生活を送ることになった―。そこで開花した龍馬の夢とは!?
目次
第1章 龍馬とキリシタン(龍馬伝でのキリスト教;「閑愁録」の謎;「天」という思想 ほか)
第2章 日本最初の司祭・沢辺琢磨(初めて龍馬を書いた記者;自由民権運動から生まれた龍馬伝;龍馬の従兄で、ともに江戸へ ほか)
第3章 坂本直寛の生涯(龍馬の遺伝子;土佐発、自由民権運動;立志社の活動 ほか)
著者等紹介
守部喜雅[モリベヨシマサ]
1940年、中国上海市生まれ。慶応義塾大学卒業。1977年から97年まで、クリスチャン新聞・編集部長、99年から2004年まで月刊『百万人の福音』編集長。現在はクリスチャン新聞・編集顧問。ジャーナリストとして、四半世紀にわたり、中国大陸のキリスト教事情を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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