目次
聖書の舞台‐地形―落差しの激しい地形
聖書の舞台‐現在―聖書時代と今日
聖書の舞台‐探求―聖地地図の作成
初めに、神が…―文明のゆりかご
アブラム、西を目指す―前2050年頃
ヤコブの逃亡と帰還―前1950~前1870年頃
ヨセフのエジプトへの旅―前1900~前1800年頃
エジプトからシナイへ―前1440年頃
カナン侵攻の準備―前1440年頃
ヨシュア、カナンを征服―前1400年頃〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
68
とても良い内容でした。創世記からパウロの伝道までの道が地図と共に語られており、視覚的に聖書理解に繋がります。解説も充実しており、随所に織り込まれた写真から、神とキリストの物語の歴史的事実を聖書のみよりも深く知ることができたと思います。2015/12/03
ぽんくまそ
10
「私は昔から地図が好きだった。」ぼくもそうだ。今、聖書を読んでいるので、参考本として、図書館から借りた。ただし、ぼくはサリービーの聖書アラビア起源説に注目しており、サリービーが正しいとすると、この本の前半は全て間違っていることになるが、それでもいい。かっこ付き「仮」印で十分だ。宙に浮いた地名だらけの聖書読みに、しっかりとしたイメージの補助をつけてくれる。2023/01/02
Keita
2
教会で紹介されていたので図書館で借りて読んでいましたが、予想以上に良い本だったので買ってしまいました。天地創造から十字架を経てパウロの伝道までの地理的背景が、地図と解説を用いて豊かに描かれています。日本から見ると遠い世界のことのように感じてしまう聖書の物語ですが、随所に織り込まれた遺跡についての記述や現在の写真を見ると、歴史上の事実として、一歩近づけたような、手が届きそうな、そんな気がします。2015/11/26
Toshiaki Oka
1
地理を学ぶと聖書の理解は格段に深まります。まずはP14-17をしっかりと読んでから、旧約聖書の創世記12-25章を読んでみてください。アブラハム物語です。2022/06/11