内容説明
「良い死に方」を考えることによって、どのように生きればよいかも見えてくる。―82歳で逝去したカウンセラーが遺した珠玉の人生論。
目次
第1章 生き方について
第2章 老い方について
第3章 病について
第4章 死に方について
第5章 死の美学と死ぬ瞬間
第6章 喪失体験の彼方へ
第7章 自分の死を看取る
著者等紹介
近藤裕[コンドウヒロシ]
サイコセラピスト、教育学博士(臨床心理)。1928年、千葉県生まれ。早稲田大学専門部を経て西南学院大学を卒業。九州大学教育心理学教室で学び、米国へ留学。1963年から1968年まで日本バプテスト連盟・百合丘キリスト教会牧師。1971年から米国バークレー市のヘリック・メモリアル病院で心理相談室長を12年間務めた。帰国後は、東京女子大学、昭和大学藤が丘病院で講師を務めたほか、企業向けセミナー、臨床、講演、執筆など、精力的に活動した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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fumikaze
2
近藤 裕『自分の死を看取る』 昨年父を看取り、死について考えることが多くなった。難しいかもしれないが出来ることなら自分に向き合い意識的に死んでいきたい。著者のお父様のように最後の言葉が「ここは地獄だ」というのはゾッとするし、避けたいと思う。どの様に死んでいきたいかというのは一人一人違うだろう。私と著者とでも随分違っている。(「惜しまれて.. 」「愛する人の胸に抱かれて.. 」等は考えただけでも恥ずかしくて赤面する(/-\*) ) どちらかというとさりげなく、静かに、そっと死んでいけるといいのだが。2014/09/08