内容説明
不健康な思い込みを打破し、健全な努力を継続させれば、あなたの信仰は、もっと成長できるはず…―臨床心理学者からのアドバイス。
目次
第1章 健全でない信仰とは何か
第2章 クリスチャンはなぜ罪を犯してしまうのか
第3章 健全な信仰はどのように成長するか
第4章 健全な信仰に不可欠な信仰の実践
第5章 健全な信仰を確立する霊的ライフスタイル
第6章 健全な信仰の成長とその段階
著者等紹介
丸屋真也[マルヤシンヤ]
臨床心理学博士。牧会学博士。1947年山形県生まれ。聖書神学舎を卒業して5年間牧会、その後アメリカに留学し、18年間滞在する。その間に、ウエスタン・コンサヴァテイヴ・バプテスト神学校で神学修士号(Th.M)、バイオラ大学大学院で教会学博士号:結婚・家族カウンセリング、米国臨床心理学大学院で臨床心理学博士号を取得。その間、結婚・家族カウンセラー。レジデントサイコロジストとして州立精神病院や総合病院の精神・心理科、あるいは麻薬・アルコール依存症の治療施設などで研修を受ける。帰国後、ライフ・プランニング・センター「臨床心理ファミリー相談室」室長として10年間勤務し、現在、IFM(家族・結婚研究所)の代表兼相談室長となり、個人、夫婦、家族を対象にしたカウンセリングをし、また、講演、説教、講義や執筆もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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otukisama
10
なかなか結婚できないことに強い不安が生じ再読。自分の問題は何か、わかりやすく示してくれている。霊的な成長は、自分自身の弱さを見つめ、愚かな自分を深い愛で包んでくださっている神を信頼し、弱さを乗り越える努力が不可欠。弱さを見つめるのは苦しい作業だけど、神様が成長させてくださることを信じていこう。2018/08/24
けんちゃん
5
モニター登録して送られてきた本。自分の姿に照らして考えさせられることが多かったです。薄い本でしたが、内容が濃く、なかなか読めませんでした。2011/03/18
Kengo Makino
1
信仰の成長のため、健全な信仰とは何か、逆に健全ではない信仰とは何かということを追求した信仰書。個人的に印象的な内容は、「心理的な罪悪感」と「霊的な罪悪感」の違い。心理的な罪悪感は、自分で定めた基準に達していないと感じた時に生じる罪意識。霊的な罪悪感は罪を犯した時に感じる罪悪感。前者は後悔、後者は悔い改めをもたらすようだ。自分の信仰生活を振り返ってみると、この2つを明確に分けて考えたことはなく、混同して考えてしまっていたと分かった。2015/03/31
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