内容説明
父に背を向け、身を持ち崩した弟、父に従いながらも弟の帰還に眉をひそめる兄―イエスのたとえ話を丹念にひもときながら兄弟双方に注がれる浪費家の神(Prodigal God)の恵みを浮き彫りにする。「ニューズウィーク」誌が「21世紀のC・S・ルイス」と称した牧師の代表作。
目次
第1章 イエスとその周辺の人々―「みな、イエスの話を聞こうとして、近寄ってきた」
第2章 失われた二人の息子―「ある人に息子がふたりあった」
第3章 罪とは?―罪の再定義「長年の間、私はお父さんに仕え、戒めを破ったことは一度もありません」
第4章 失われるとは?―逃避の再定義「兄はおこって、家に入ろうともしなかった」
第5章 本当の兄なら―「子よ、私のものは、全部おまえのものだ」
第6章 のぞみとは?―希望の再定義「何もかもまとめて遠い国に旅立った」
第7章 父の宴会―「音楽や踊りの音が聞こえて来た」
著者等紹介
ケラー,ティモシー[ケラー,ティモシー][Keller,Timothy]
ペンシルベニア州生まれ、バックネル大学、ゴードンコーンウェル神学校、ウェストミンスター神学校で学んだのち、バージニア州ホープウェルの教会で牧会。1989年にニューヨーク、マンハッタンで、妻キャシー、3人の息子たちと、リディーマー長老教会を開拓。現在同教会は、礼拝が5回行われ、のべ出席者数は約6千人。ニューヨーク近辺のみならず世界各地での都市開拓伝道を支援している
廣橋麻子[ヒロハシアサコ]
国際基督教大学教養学部教育学科卒業、同大学院行政学研究科博士前期課程修了。行政学修士(アメリカ研究)。日本長老教会おゆみ野キリスト教会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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