内容説明
教会が自らの資料を記録し、保存するにはどうすればいいかを近年のアーカイブズ学の成果に基づいて解説する。
目次
本書の目的―教会アーカイブズの足がかりとして
第1章 教会アーカイブズへの接近
第2章 3年あれば、教会史はできる―札幌元町教会40年史を例に
第3章 記録の残し方
第4章 記録の整備と整理の仕方―アーカイブズの実践
第5章 記録の伝え方
附録―どのような記録が教会にあるか?
附録―教会アーカイブズを始めるためのチェックリスト
教会アーカイブズ入門参考リスト―さらに学びたい人へ
キリスト教関係アーカイブズ・ダイレクトリー
トピックス―教会アーカイブズを作るため、アーカイブズをたくさん見学しましょう!
著者等紹介
山口陽一[ヤマグチヨウイチ]
1958年、群馬県生まれ。東京基督神学校校長。金沢大学法文学部史学科、東京基督神学校、立教大学大学院(修士)。日本同盟基督教団徳丸町キリスト教会、日本基督教団吾妻教会牧師を経て、2004年より現職、日本同盟基督教団市川福音キリスト教会牧師、日本同盟基督教団歴史編纂委員長。この間、立教大学非常勤講師、日本基督教団関東教区歴史編纂委員長などを務める
鈴江英一[スズエエイイチ]
1939年、北海道生まれ。日本基督教団札幌元町教会員。慶應義塾大学文学部卒。博士(文学)。北海道立文書館員、国文学研究資料館史料館教授・館長、北海道教育大学教授を経て、現在、自称「教会アーキビスト」
新井浩文[アライヒロブミ]
1962年、埼玉県生まれ。春日部福音自由教会員。駒沢大学文学部歴史学科卒業後、埼玉県立博物館学芸員等を経て、現在、埼玉県立文書館主任学芸員
杉浦秀典[スギウラヒデノリ]
1964年、神奈川県生まれ。西南学院大学神学部神学科卒、同神学専攻科修了。国文学研究資料館・アーカイブズ・カレッジ(短期)修了、東京大学総合研究博物館専修コース修了。賀川豊彦記念・松沢資料館学芸員。博物館展示、アーカイブズ管理のかたわら、賀川豊彦の講演会を各地で行う。市民運動として「アーキビスト・サポート」、「国際連帯税を推進する市民の会」運営委員、「世界連邦21世紀フォーラム」理事などへ参与する
阿部伊作[アベイサク]
1959年、秋田県生まれ。OMFザ・チャペル・オブ・アドレーション教会員。桜美林大学商学部卒業。アーカイブズ・カレッジ(国文学研究資料館)長期修了。現在、東京基督教大学図書館司書、及び歴史資料保存委員会課員を務める。主な企画展に「印西の歴史と文化をたずねて―大森キリスト教文書展示」(2005年)がある。第14回ペンライト賞優秀賞(「私のピリグリメイジ」1998年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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わきが
笛吹岬