内容説明
死を意識し続けた20代の日々―あの戦争を生き残った目撃証人が、これからの若者に伝えたい「戦争の真実」と「平和の尊さ」。
目次
過去についての責任
ひとたび死んだとみなされる経験(暗夜の魚雷攻撃;最後の祈り;奇跡ではなく)
戦争で死ぬために生きていた(時代の空気の重さの中で)
学徒出陣一九四三(沖縄への赴任;死の意義づけの欺瞞;死とそれの克服;職務遂行という欺瞞;汝、殺すなかれ)
戦争をほんとうに知っていたのか(再召集)
戦争は終わっていない
戦争の悲しみ
著者等紹介
渡辺信夫[ワタナベノブオ]
1923年、大阪府に生まれる。京都大学文学部哲学科卒業。文学博士(京都大学)。1949年、伝道者となる。1958年、東京都世田谷区で開拓伝道を開始。日本キリスト教会東京告白教会を建設。2011年5月まで日本キリスト教会東京告白教会牧師。以後、日本キリスト教会牧師として諸教会に奉仕(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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