内容説明
気鋭の聖書学者が、徒然なるままに、こっそり教える意外と知らない聖書のウラ事情。
目次
こんな小さな―本文研究はじめの一歩!
もとはバラバラだった―聖書正典論はじめの一歩!
黙読はなかった―古代の読書の習慣
初めはユダヤ教だった―新約時代の聖書とは
律法学者のようにではなく―イエスの権威
汚れときよさ―イエスの律法解釈
取税人や罪人の仲間!?―イエスと罪の赦し
ザアカイと中風の人の赦し―罪を赦す権威
過越の祭りと聖餐式―新しい契約
たかが小説、されど小説―ダ・ヴィンチ・コードの「真実」とは?〔ほか〕
著者等紹介
伊藤明生[イトウアキオ]
1958年1月生まれ。大学では西洋古典を専攻。大学卒業後、東京基督神学校で学び、その後、英国に留学。ウィクリフ・ホール(神学校、英オックスフォード)で、デイヴィッド・ウェナム氏の指導の下、マタイ福音書の律法理解の研究で博士号を取得。1989年10月から東京基督神学校で教える。1990年4月、東京基督教大学開学と同時に助手となる。現在、東京基督教大学教授、東京基督神学校講師、図書館長。専門は新約学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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