内容説明
日本人の心の奥底にある精神と宗教性をさぐり、キリストの福音との接点を考える。
目次
1 日本人の精神風土について(神を形で表す心情;相撲に見る「塩」と「水」;回心を必要としない宗教 ほか)
2 人生儀礼について(脱宗教としての自然葬;聖書が語る死の二つの意味;遺骨や墓が大切にされる中で ほか)
3 年中行事について(祭りと神輿;クリスマスと天孫降臨;今の時を大切に ほか)
著者等紹介
勝本正實[カツモトマサミ]
1950(昭和25)年熊本県に生まれる。高校生のときに、EHCトラクトで教会に導かれ、17歳の夏に受洗する。献身として聖契神学校で学ぶなか、仏教に強い関心を持ち、伝道に役立てたいと願うようになる。聖契神学校卒業後、立正大学仏教学部(日蓮宗)を卒業。あわせて僧階課程を修了。その後佛教大学で仏教学(浄土宗)を専攻。神道や民俗宗教の学びの必要を覚えて、神道宗教学会に加入する。郷里熊本で13年間伝道・牧会の後、1990年から千葉県流山市で開拓伝道を開始する。後に日本聖契キリスト教団に加入し、1996年から聖契神学校講師(比較宗教・日本教会史)を担当し、現在に至る。伝道・牧会の中で、障がい者や高齢者の方にも使命を覚えて、地域や他教会の方たちとともに、社会福祉法人やNPO法人を設立する。特に障がい者の方のために「自立サポートネット流山」、高齢者の方のために「ゆったりほーむ」を設立し、その働きに参加している。2007年に社会福祉士資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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