内容説明
木彫りの小人パンチネロは、何をやっても失敗ばかりで、すっかり自信をなくしていた。そんな時、自分をつくってくれた彫刻家のエリに出会う。外見や才能は関係なく、おまえの存在自体が大切でいとしいと言ってくれたエリ。自分のつくり主が、自分をそんなふうに思ってくれていたことを初めて知ったパンチネロだった(『たいせつなきみ』シリーズ第1巻)。ところが最近、パンチネロの様子がおかしい。流行の箱集めに心をうばわれ、大切なことをすっかり忘れてしまったのだ。友だちのことも、エリのことも、エリが教えてくれた自分自身の存在の尊さまでも…。
著者等紹介
ルケード,マックス[ルケード,マックス][Lucado,Max]
アメリカで人気のある作家。とくに、ストーリーをもちいて深い真理を語ることにおいて群を抜く巧みさをもっている。テキサス州サンアントニオにあるオークヒルズ・チャーチの牧師でもある
マルティネス,セルジオ[マルティネス,セルジオ][Martinez,Sergio]
メキシコ出身のイラストレーター。「ピーター・パン」「ピノキオ」「クリスマス・キャロル」など古典の美装版のイラストを手がけ、世界的に高い評価を得た
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。