出版社内容情報
《内容》 歯科においても喫煙によって引き起こされる悪影響を観察することができます．とくに喫煙者の歯肉に特徴的なことはメラニン沈着による歯肉の黒変．この絵本では，喫煙者や家族の歯肉の特徴や変化をカラー写真で示してみました．
《目次》
はじめに 1.喫煙が歯肉に及ぼす影響 症例：喫煙者の歯肉，喫煙者と非喫煙者の歯肉の違い 2.喫煙が全身に及ぼす影響 症例：女性の喫煙者が増えています，55歳男性→63歳→67歳，58歳男性→66歳→74歳→77歳 3.喫煙開始年齢が低いほど強い影響が現れる 症例：中学1年生から喫煙を開始した24歳男性，高校1年生から喫煙を開始した25歳女性，高校1年生から喫煙を開始した20歳女性 4.喫煙開始前と喫煙開始後の歯肉の変化 症例：10歳女性→18歳→28歳（1日20本)，13歳女性→24歳(1日20本)，13歳男性→23歳(1日30本)，13歳男性→23歳(1日20本)，13歳男性→23歳(1日20本)，16歳女性→25歳(1日10本)，16歳男性→18歳→33歳(1日20本） 5.禁煙すると 症例：喫煙時と禁煙2年半の変化，喫煙時と禁煙4年後の変化，のど飴による虫歯発症 6.親が喫煙していると，子どもの禁煙を制止できない 症例：父親が喫煙者58歳，母親は非喫煙者52歳の例⇒長男も喫煙者25歳，次男も喫煙者(非喫煙時7歳)→24歳，長女も喫煙者(非喫煙時13歳)→21歳 7.受動喫煙 症例：父親の喫煙が子どもに及ぼす影響(長女4歳→12歳時，長男7歳→9歳時)，(長男3歳→8歳時，長女6歳時)，(長男8歳→15歳時，長女8歳→13歳時)，母親の喫煙が子どもに及ぼす影響(長女11歳，次女7歳） 8.喫煙と歯周疾患 症例：63歳男性→69歳 9.決めつけないで 症例：兄8歳・妹5歳半 あとがき・参考資料 【コラム】 たばこはお肌の大敵／たばこのパッケージ表示の比較／たばこ規制枠組み条約の要旨／出生児の身長・体重低下／6畳間でたばこ1本 有害物質 環境基準4倍／たばこ税のしくみ／たばこで歯周病のリスク4倍
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