内容説明
膝の関節が痛い時、整形外科に行ってリハビリで膝の曲げ伸ばしをしますよね?顎の関節も同じで、機能回復のためには痛みがあっても動かすことが重要です。「リハビリトレーニング」は、東京医科歯科大学第一口腔外科および顎関節治療部で年間数千人もの新患患者に行ってきた運動療法で、とても有効で安全な治療法です。本書を参考に、ぜひ実践してみてください。症状改善効果を実感できるはずです。
目次
1 顎関節症治療の変遷―咬合療法からリハビリトレーニングへ
2 なぜリハビリトレーニングは顎関節症治療に有効なのか?
3 リハビリトレーニングのコンセプト
4 リハビリトレーニングの前に
5 リハビリトレーニングの実際
6 リハビリトレーニング実施例
7 患者さんからの疑問に答える
著者等紹介
木野孔司[キノコウジ]
1976年東京医科歯科大学歯学部卒業。1980年東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了(口腔外科学)。1981年東京医科歯科大学歯学部口腔外科学第一講座助手。2000年東京医科歯科大学歯学部附属病院顎関節治療部部長(助教授)。2004年准教授に名称変更。2015年木野顎関節研究所所長。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔顔面痛制御学分野非常勤講師。日本顎関節学会専門医・指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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