内容説明
本書では、まず症状別にフローチャートを示し、それぞれの対処法が書かれている「1 症状からみた対処法」のページをすぐに開けるよう工夫し、「そのとき」何をしたらよいか、ひと目でわかるように原因、症状、対処法を大きく分けてまとめました。また、2、3では救急処置と救命処置について、使用薬剤から処置の実際までを、場面ごとにチャートと写真を中心としてビジュアルに構成しています。さらに、「4 偶発症予防のためにできること」では、そもそも偶発症が起こらないように、日頃からどんなことに気をつけて診療すればよいか、問診や対診のポイントからバイタルサインの見方と評価までを、わかりやすく示しました。
目次
1 症状からみた対処法(循環器;脳・神経;呼吸器;その他)
2 救急処置(救急時のバイタルサイン測定の留意点;救急薬・救急用品の使用法;救急薬品の投与(筋肉注射、静脈注射、点滴静脈注射))
3 救命処置(心肺蘇生法のABCフローチャート)
4 偶発症予防のためにできること(安全な歯科治療のための提案;問診(医療面接)のポイント
内科(主治医)対診のポイント
訪問歯科診療を安全に行うためのポイント
バイタルサインの見方と評価)
著者等紹介
見崎徹[ミサキトオル]
1975年日本大学歯学部卒業。1991年日本大学助教授歯学部歯科麻酔学教室。役職等―日本歯科麻酔学会認定医・指導医、日本歯科麻酔学会理事・評議員、日本歯科心身医学会理事・評議員、日本麻酔・薬理学会理事・評議員、日本有病者歯科医療学会評議員
伊東隆利[イトウタカトシ]
1968年日本大学歯学部卒業。1972年鹿児島大学大学院医学研究科修了(口腔外科)。1975年鹿児島大学医学部講師(歯科口腔外科学講座)。1991年医療法人伊東会伊東歯科医院院長(熊本市)。役職等―日本有病者歯科医療学会常任理事、日本口腔外科学会指導医・評議員、日本大学歯学部兼任講師
渋谷鉱[シブタニコウ]
1979年日本大学松戸歯学部卒業。1994年日本大学松戸歯学部麻酔学教室教授。役職等―日本歯科麻酔学会認定医・指導医、日本歯科麻酔学会常任理事、日本麻酔・薬理学会理事、日本歯科医学会評議員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- ルポ十四歳 消える少女たち 講談社文庫